日本語初心者必見!外国人におすすめの日常フレーズ10選【超初級】

あいうえお表 日本語は難しい
日本語初級、外国人におすすめの日常フレーズ10選

「こんにちは(Konnichiwa)」や「ありがとう(Arigatou)」は、すでに暗記して、もう完璧!
という人もいるかもしれませんね。

しかし、日本で生活していると、「え?いま何て言えばいいの??」と、
言葉に詰まる瞬間がたくさんあります。
たとえば、日本人は英語を話せる人が少ないという印象を持っている方も多いかもしれません。
そのため、お店で欲しいものがあっても、言葉が出てこないと…
ただ立ち尽くすしかないかもしれない!

この記事では、そんなピンチを救ってくれる、超便利な日本語の日常フレーズ10選をご紹介します。
短くて覚えやすく、しかも「お、日本語うまいね!」と褒められるかも!?
ローマ字の読み方と使い方の例もあるので、今日からすぐに使えますよ。

よく使う日本語の日常フレーズ10選

1.すみません(Sumimasen)

「すみません」は魔法のことばです。
謝るときにも、声をかけるときにも使えます。
たとえば、言いすぎて「すみません症候群」になる人もいますが、それくらい便利。

例:
- 「すみません、これはいくらですか?」
(sumimasen,kore ha ikura desuka?)
→ *Excuse me, how much is this?*

- 「すみません」(sumimasen)
→ *Sorry.*

2.〜ください(~Kudasai)

これは、何かが欲しいときや、何かをして欲しいときの定番表現です。
物を指をさして、「これください」は日本のお店で最強フレーズです。

例:
- 「これをください」
(kore wo kudasai)
→ *Can I have this, please?*

- 「書いてください」
(kaite kudasai)
→ *Could you write it down, please?*

3. お願いします(Onegai shimasu)

「〜ください」よりも丁寧に頼みたいときに使います。
また、お願いするときに深くお辞儀をすれば、より丁寧になります。

「メニューをお願いします」
(menyu wo onegai simasu)
→ *Can I have Menu, please.*

4. はい / いいえ(Hai / Iie)

「はい」がYES、「いいえ」がNO…
のはずが、実は日本語では文脈によって意味が逆に聞こえることもあります。
そのため、注意が必要です。

 例:「行きませんか?」(ikimasenka?)
   「はい、行きません」 (hai,ikimasen)
    →行かないが正解!

5. わかりました(Wakarimashita)

英語の「OK」に近い意味で、「了解しました」というニュアンスがあります。
しかし、わかっていないのに言うと、あとで困るかもしれません(笑)

6. わかりません(Wakarimasen)

一方で、「わかりません」は正直な表現です。
知らないときは、無理せずに伝えましょう。

7. ちょっと待ってください(Chotto matte kudasai)

「ちょっと」と言いつつ10分待たせてしまう人もいますが、日本では5分以内が理想です。
日本人はせっかちで時間に厳しいのです(笑)

「ちょっと待って」は何分待てる?
「ちょっと」の研究をした素晴らしい9歳がいます!

例:「今確認します、ちょっと待ってください」
(ima kakunin simasu, chotto matte kudasai)
→ *I'll check it now. Please wait a moment.*

8. どうぞ(Douzo)

譲るときや何かを差し出すときに使える便利なフレーズです。
日本語の中でも非常に優しい印象を与える言葉の一つです。

例:- 「どうぞ、お入りください」 (Douzo, ohairi kudasai) → “Please come in."
  - 「お先にどうぞ」 (Osaki ni douzo) → “Please go ahead."

9. 大丈夫です(Daijoubu desu)

とにかく便利ですが、意味があいまいになりやすいので、注意が必要です。
文脈によって、「NO」の意味になったり、「OK」の意味になったりします。

例:「袋いりますか?」(Fukuro irimasuka?)
  「大丈夫です」(daijoubu desu)→(つまり不要)→ *No, thank you.*

  「体調はどうですか?」(Taichou ha doudesu ka?)→“How are you feeling?"
  「大丈夫です」(Daijoubu desu) →“It's Okay"

10. お疲れさまです(Otsukaresama desu)

日本社会では毎日のように聞こえてくる表現です。本来は相手の労をねぎらう万能の言葉です。
職場で良く使用します。職場から去る時にも言います。

例:「今日も一日、お疲れさまでした」 (Kyou mo ichinichi, otsukaresama deshita) 
    → “Good job today” or “good-bye”

日本語にはさまざまな表現がありますが、なかでも方言はとても面白いですよね。
関西に住んでいるとよく耳にする「関西弁」には、独特の言い回しがたくさんあります。
関西弁は語尾がちゃうねん』という記事では、そんな関西ならではの表現を紹介しています。

日本語の日常フレーズ10選、いかがでしたか?

「これ、聞いたことある!」というものも、
「え、それそんな意味だったの?」というものもあったかもしれません。

今回ご紹介した日本語の日常フレーズを覚えておけば、
日常生活での多少のピンチを楽しく乗り越えられるはずです。
また、相手との距離もぐっと縮まり、日本語での会話がもっと楽しくなることでしょう。

もちろん、最初はうまく使えないこともあるかもしれません。
しかし、大切なのはチャレンジすることです。
言葉でつながる体験は、きっとあなたの日本生活をもっと豊かにしてくれるはずです。

それでは、また次回お会いしましょう!お疲れさまでした!

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